
アンツーカ
多孔質焼成土(赤レンガなど)を原料として粉砕した商品です。
語源は、フランス語で「晴雨兼用傘/どんな場合でも」を意味する“en tout cas”で、「どんな天候でも使用できる」と意訳され、次第に準全天候型のグラウンド舗装材を表すようになりました。
野球場やテニスコートの表層材として使用されています。

〔特長〕
- 原料が多孔質のため、透水性と保水性に優れています
- 変色がなく、色鮮やかな赤褐色(赤レンガ色)です
- 固化剤等の配合や他の表層材との混合により、適度な粘性・弾力性・強度を発揮します
- 芝の緑と赤褐色のアンツーカが織りなすコントラストで景観の向上が図れます

以上のような特長により、良好なコンディションでプレイできるグランド・コートを作ることができます。
〔荷姿〕
- バラ (ダンプ積載)
- フレコン (1,000㎏)
- 小袋 (25㎏/ポリエチレン袋)
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 補修や補充用に大人気!!
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〔商品種類〕
- アンツーカ 固化剤入
締固めを促進する固化剤等を配合した商品 主に野球場・テニスコート・グラウンド用
- アンツーカ レギュラー
固化剤が入っていない赤レンガ(素地)のみの商品
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〔主な用途〕
- 野球場(マウンド、塁間、ウォーニングゾーン)
マツダスタジアムをはじめ、最近では複数のプロ野球球場、大学・高校の野球場、市町村の野球場など、
多くの球場でアンツーカが使われています。
- 陸上競技場
全国の市町村所有の陸上競技場、大学・高校などの陸上競技場(グランド)で使われています。
※国立競技場(1964年オリンピック)のトラックが有名です。
現在は、砲丸投げ落下域にも使用されています。
- テニスコート
全国の市町村所有のテニスコート、大学・高校などのテニスコートで使われています。
※全仏オープンで採用されているクレーコートのサーフェス(コート表面の材質)として有名です

〔維持管理〕
日常的には・・・ローラー転圧、ブラッシング
※必要に応じて・・・散水、塩カル散布
〔物性〕
〔設計例〕
アンツーカ 100%
| 50~100(mm) |
現地土
| 100~200(mm) |
火山砂利(40-0)
| 100~200(mm) |
〔生産拠点〕
岡山県・長崎県

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